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 第5回 上海での会社法セミナー
いつの間にか2005年も残り少なくなりました。師走に入ると私も走り回っており、上海便りをお届けするのが遅くなりました。今日(12月6日)は北京から上海への移動ですが、搭乗予定の飛行機が急にキャンセルになりました。なんとか次の便を手配できましたので、空港のラウンジでこの原稿を書いています。

弁護士にとって11月と12月はやるべき仕事が多く毎年忙しいのですが、今年は会社法改正があり、その対策のために多くの時間を使っています。日本の会社法も改正されましたが、中国でも会社法が2005年10月27日に改正され、2006年1月1日から施行されます。中国でもコーポレート・ガバナンスの向上が目指されており、そのことは歓迎すべきことです。その一方で、株主の責任が規定されるという中国的な特色もあり、外資系企業への影響が懸念されます。
そのあたりのところを上海の日系企業の方に解説するため、JETRO(ジェトロ)の上海がセミナーを企画し、11月16日に私が講演しました。会場の都合で先着申し込み順だったのですが、募集後2日で200名の定員が一杯になったそうです。会場はものすごい熱気でした。
ところで、私にとってこの時期の楽しみは、上海蟹です。濃厚なみそを口に含んだ瞬間に、こんなに美味い食べ物があったのかと、思わず目をつぶって唸ります。淡白ですがほんのりと甘い身も絶品です。ようやく搭乗が始まりました。上海に着けば今夜も蟹を食べましょう。
追伸:東京の当事務所のお客様を対象として、今度は12月16日に東京で「中国の会社法改正が日本企業に与える影響」と題して、セミナーをいたします。私と布井教授(一橋大学)が講師です。東京の皆様はぜひご参加ください。

(2005年12月6日、射手矢好雄)