平成30年2月22日

　国土交通省では、IoTやAI等の情報通信技術を利活用して船舶の開発・建造から運航に至る全てのフェーズにおいてイノベーションの創出・生産性向上を目指す海事生産性革命（i-Shipping）を推進しており、その一環として、IoTやAI等を活用した革新的な造船技術の研究開発を支援しています。

　平成30年2月1日、平成29年度補正予算が成立しました。これを踏まえ、平成29年度「革新的造船技術研究開発事業」として採択した補助事業のうち生産性向上効果及び緊急性の高いものについて、外部有識者からなる評価委員会における審査を経て、その事業計画の変更及び事業費の増額（補助額：185万円）を承認しました。
　変更の概要は次のとおりです。

事業名           ：大型立体曲がりブロック用自動溶接ロボット６台連携システム
事業者名　　 　：今治造船株式会社
事業概要　　 　：自動溶接が難しい船底の曲がりブロックにおいて、溶接部分の形状を自動で認識し、溶接手順を自ら判断するAI自動溶接ロボット
　　　　　　　　　　の研究開発を行う。
計画変更概要 ：大型曲がりブロック用自動溶接・搬送・ロボット連携システムの製作・設置等を追加で実施する。