「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律施行規則」改正案及び「特定胚の取扱いに関する指針」改正案に関するパブリックコメント(意見公募手続)の実施について

令和2年2月4日

 この度、「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律施行規則」及び「特定胚の取扱いに関する指針」改正案に関するパブリックコメントを実施しますので、お知らせします。

1.趣旨

  令和元年6月、総合科学技術・イノベーション会議において、「『ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方』見直し等に係る報告(第二次)~ヒト受精胚へのゲノム編集技術等の利用等について~」がとりまとめられました。その中で、ミトコンドリア病研究を目的としたヒト受精胚に核置換技術を用いる基礎的研究について、科学的合理性・社会的妥当性があると考えられることから、一定の要件が確保されることを個別の研究計画において適切に確認することを前提に容認することが適当とされました。そのため、文部科学省において人又は動物胎内への移植を禁止する等の適切な措置を定めた指針等を速やかに整備し、個別の研究計画について適切に容認の可否を判断できる厳格な審査の仕組みを構築することが求められました。
  文部科学省では、本報告を踏まえ、科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会特定胚等研究専門委員会において検討を行い、「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律施行規則」及び「特定胚の取扱いに関する指針」の改正案をとりまとめたことから、パブリックコメントに付するものです。

2.実施期間

 令和2年2月4日(火曜日)~令和2年3月4日(水曜日)

3.対象となる資料

 以下のURLを御参照下さい。
 (※パブリックコメント・意見募集にリンク) 

お問合せ先

研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室
神崎・横井・吉田
電話:03-5253-4111(内線4379)
E-mail:ethics@mext.go.jp

(研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室)