報道発表資料

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2020年03月10日
  • 総合政策

すべての企業が持続的に発展するために「持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド」(第2版)の発行について

 環境省は、持続可能な開発目標(SDGs)に係る取組の進展に寄与することなどを目的として、企業がSDGs達成に向けて取り組む際の手引となるよう「持続可能な開発目標(SDGs)の活用ガイド」を平成30年6月に作成しています。この度、その第2版を発行しましたので、お知らせします。
 今回の改正では、SDGsを取り巻く国内外の情勢の変化や進展を反映するとともに、第五次環境基本計画(平成30年4月閣議決定)で提唱した「地域循環共生圏(ローカルSDGs)」や「ESG地域金融」などの関連情報をより詳細に記載しました。さらに第2版では、ケーススタディ事例を更新し、優良事例、参考となるガイドライン・ツール・各種支援制度などを新たに追加しています。
 本編、資料編ともに、環境省HPからダウンロードして、閲覧・利活用することが可能です。

【ガイドの特徴・構成】

 本ガイドは、SDGsについてこれまで特段の取組を行っていない、あるいはSDGsに関心を持ち何か取組を始めてみようと考えているような企業で、とりわけ職員数や活動の範囲が中小規模の企業・事業者に活用いただくことを目的としています。このため、地域経済を支え、地域の活力の中心となって活動しているこれからの方々の目線で眺め、使いやすい内容となることを意図して構成しています。

 また、SDGsには17のゴールがありますが、本ガイドにおいては、環境保全と関係の深いゴールや取組を中心に扱っています。例えば、4(教育)、6(水・衛生)、7(エネルギー)、11(都市)、12(持続可能な生産と消費)、13(気候変動)、14(海洋)、15(陸域生態系・生物多様性)、17(実施手段・パートナーシップ)に係るものです。

 本ガイドの構成は、本編と資料編の2部構成です。

 本編では、企業を取り巻く社会の変化やSDGsを巡る国内外の動きなどを紹介するとともに、企業の持続可能性に関わる動き、SDGsに取り組むための具体的な方法をケーススタディの事例や取組手順を具体的に示しました。SDGsへの理解を深め、そして実践へとつなぐためのガイドとなっています。

 資料編では、SDGsに取り組むに当たり、活用しやすいガイドライン・ツール・各種支援制度、企業のSDGsに対する意識調査結果、企業の取組とSDGsの紐付け、取組事例の紹介などをまとめています。

 いずれも環境省のホームページから自由にダウンロードして御利用いただけます。

(環境省WEBリンク先)

 環境省/総合環境政策/環境と経済/環境に配慮した事業活動の促進

・持続可能な開発目標(SDGs)の促進

  https://www.env.go.jp/policy/sdgs/index.html

添付資料

連絡先

環境省大臣官房総合政策課民間活動支援室

  • 直通03-3406-5181
  • 室長三木 清香
  • 室長補佐長谷川 学

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