総務省情報通信政策研究所は、平成28年10月から「AIネットワーク社会推進会議」(議長:須藤 修 中央大学国際情報学部教授、東京大学大学院情報学環特任教授)を開催し、AIネットワーク化をめぐる社会的・経済的・倫理的・法的な課題について検討を進めています。
今般、同推進会議において、「報告書2020」が取りまとめられましたので、公表します。
1 経緯等
総務省情報通信政策研究所は、平成28年10月から、社会全体におけるAIネットワーク化の推進に向けた社会的・経済的・倫理的・法的課題を総合的に検討することを目的として、産学民の有識者の参加を得て「AIネットワーク社会推進会議」を開催し、令和元年8月には「AI利活用ガイドライン〜AI利活用のためのプラクティカルリファレンス〜」を含む「報告書2019」を公表しました。
「報告書2019」の公表後、同ガイドライン等の周知等に努めるとともに 、同報告書の内容も踏まえ、様々なステークホルダと「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」について意見交換を行ってきました。そして、こうした意見交換も踏まえ、「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」に関して意欲的な取組を行っている方々から、本推進会議議長によるヒアリングを行ってきました。
これらのヒアリング等を踏まえ、今般、本推進会議において、「報告書2020」が取りまとめられましたので、公表します。
今後も、本推進会議として、引き続き「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」に向けた取組を進めてまいります。
2 主な内容
ヒアリング等を踏まえ、次の内容について取りまとめ。
(1) AIネットワーク化をめぐる最近の動向
(2) AIネットワーク化の進展に伴い形成されるエコシステムの展望
(3) 開発者・AIサービスプロバイダーにおける取組
(4) ビジネス利用者における取組
(5) 消費者的利用者に関する取組
(6) セキュリティに関する取組
(7) 保険に関する取組
3 公表資料
<参考>