2009年7月1日 事務所関連情報

高橋 宏志 弁護士が入所しました

当事務所は、今般、高橋 宏志中央大学法務研究科教授を、客員弁護士として新たに迎えました。
高橋弁護士は、長年、東京大学において民事訴訟法の教育研究に従事し、数多くの研究成果を残すかたわら、東京大学法学政治学研究科長・法学部長や東京大学理事・副学長として大学の運営に尽力しました。また、裁判所・法務省関係の多数の公職に就き、わが国の司法制度の拡充に多大な貢献をしています。
高橋弁護士を客員弁護士として迎え、当事務所は、訴訟等の紛争解決の業務分野をより一層拡充するとともに、法律事務所に期待される公共的役割や社会的使命を果たすべく、気持ち新たに精進してまいる所存です。

高橋 宏志 弁護士からのご挨拶

拝啓

皆様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。

さて私、去る3月31日をもって、38年間在職した東京大学を定年前に退職し、4月1日に中央大学の法務研究科(法科大学院)教授に就任いたしました。引き続き、民事訴訟法の教育研究に微力を致す所存であります。と同時に、縁あってお誘いいただき、弁護士登録をした上で恩師新堂幸司先生と同じく森・濱田松本法律事務所に客員弁護士として勤務することとなりました。
もとより、弁護士としては無力未熟であり、また大学教師の職務その他の公務もありますので、それほどの仕事ができるわけではありませんけれども、事務所内外の先輩同僚の力をお借りして、私なりに弁護士の責務である社会正義の実現に貢献したいと願っております。民事訴訟法の研究者として長年考えてきたところを、実務家としてどのように活かしていくことができるか私自身、不安でありますが、期する面もないではありません。
今後とも、研究者としても弁護士としてもご指導ご鞭撻を賜りたくよろしくお願い申し上げます。

敬具

2009年7月吉日
弁護士 高橋 宏志

 

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    高橋 宏志