2019年4月15日 事務所関連情報

国際仲裁を専門とするDaniel Allen弁護士が入所しました

当事務所は、Daniel Allen 弁護士を迎えました。

Allen弁護士は、米国の弁護士資格を有しており、国際仲裁については特に深い知見と豊富な経験を有しています。同弁護士は、2010年にスタンフォード・ロー・スクールを修了し、その後1年間、双日米国会社法務部に勤務しました。2011年には、ニューヨーク市のCravath, Swaine & Mooreにて執務を開始し、そこで知的財産案件を中心に、米国裁判所における訴訟と陪審審理を多数手掛けました。2014年に活動の地を東京に移し、Freshfields Bruckhaus Deringerの国際仲裁チームに加入しました。同弁護士は、2017年、2018年と連続して、The Legal 500において、Next Generation Lawyer for dispute resolution in Tokyo(東京において次世代を担う弁護士(紛争解決分野))に選ばれました。

実務経験豊かなAllen弁護士は、クライアントを代理するチームに重要な役割を果たし、係争金額が多額の国際仲裁手続を中心に、様々な国際紛争案件に従事しました。その中には、国家間の投資協定に基づき様々な国家を相手に提起された仲裁手続において、チームが投資家の代理人となったケースも、また、国家の代理人となったケースもあります。日本の大手再生可能エネルギー会社を代理して、スペイン王国に対して、世界銀行の投資紛争解決国際センター(ICSID)に提起したエネルギー憲章条約に基づく請求事件においては、チームにとって重要な役割を果たしました。

Allen弁護士の入所により、当事務所は、国際紛争部門をより一層強化するとともに、国際仲裁手続をはじめその他の国際的紛争解決手続においても、クライアントの皆様のために、さらに充実したリーガルサービスを提供できるように、努めてまいる所存です。

森・濱田松本法律事務所