1 背景
我が国とシンガポール共和国(以下、「シンガポール」という。)との間では、令和3年7月に武田総務大臣(当時)とジョセフィン・テオ情報通信大臣との間でICT分野における協力に関する覚書に署名しています。当該覚書の協力分野の柱の1つにはAIが盛り込まれており、「AIに関するベストプラクティスと政策の情報交換」、「信頼性のある、安全で進歩的なAI利用のフレームワーク作り及び国際的な調和の重要性に対する相互認識」を図っていくこととしています。
また、本年7月に発出した、情報通信技術分野における協力の深化に関する総務省とシンガポール情報通信省による共同声明(署名者:金子総務大臣(当時)及びテオ情報通信大臣)においても、「AIのガバナンスに関する議論の深化」について盛り込まれているところです。
今般、上記覚書や共同声明における取組を具体化し、両国の協力関係を一層強化する観点から、両国におけるAIのガバナンスに関する取組の情報共有などを行うため、総務省とシンガポール情報通信省傘下の情報通信メディア開発庁との共催により、本会合を開催したものです。
2 会合の概要
会合は、以下の流れで実施しました。なお、会合参加者は
別紙のとおりです。
- 総務省及び情報通信メディア開発庁における取組の紹介
- シンガポール企業における取組の紹介
- 日本企業における取組の紹介
- 会合参加者による「責任あるAI」を実現する方策に関する意見交換
3 今後の予定