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農林水産省

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プレスリリース

「農林水産省生物多様性戦略改定に向けたこれまでの議論の整理」の公表について

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令和4年6月22日
農林水産省

農林水産省は、「農林水産省生物多様性戦略改定に向けたこれまでの議論の整理」を取りまとめましたので、お知らせします。

1.経緯

農林水産省では、平成19年7月に農林水産省生物多様性戦略を策定(平成24年2月改定)し、生物多様性をより重視した持続可能な農林水産業やそれを支える農山漁村の活性化を推進してきました。
生物多様性をめぐっては、生物多様性条約の下、新たな世界目標である「ポスト2020生物多様性枠組」が議論されています。同枠組は、本年開催予定の生物多様性条約COP15で採択される見込みであり、この採択を踏まえ次期生物多様性国家戦略の策定が予定されています。
農林水産省では、令和2年8月に「新農林水産省生物多様性戦略検討会」(座長:涌井史郎東京都市大学特別教授)を設置し、国内外の議論や「みどりの食料システム戦略」等を踏まえ、戦略改定に向けた議論を行ってきました。今般、「農林水産省生物多様性戦略改定に向けたこれまでの議論の整理」を取りまとめましたので、お知らせします。
今後、「ポスト2020生物多様性枠組」の採択を踏まえ、戦略を改定します。


2.戦略見直しのポイント

みどりの食料システム戦略、食料・農業・農村基本計画、森林・林業基本計画、水産基本計画等と整合性をとり、関連施策を一体的に実施するよう、現行戦略の取組に加え、以下について記載。

  • 生物多様性保全の重要性が認識され、各主体の行動に反映されるようサプライチェーン全体で取り組む
  • 農林水産業や農山漁村が生物多様性に与える正負の影響について、生産現場を支える農林漁業者の理解を促す
  • 日々の暮らしにおいて生物多様性に配慮した商品やサービスを選択してもらえるよう、消費者の行動変容を促す
  • 企業が本業において自然資本のリスクと機会を分析して意思決定に取り組むことを促し、ESG投融資の拡大に導く
  • 気候変動と生物多様性の対策にはシナジーとトレードオフがあることから、環境問題に対する一体的な取組を目指す

添付資料

お問合せ先

大臣官房環境バイオマス政策課地球環境対策室

担当者:古林、湊
代表:03-3502-8111(内線3297)
ダイヤルイン:03-6744-2017

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