報道発表資料

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2023年05月26日
  • 地球環境

「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の進展状況について

「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の進展状況を報告します。具体的には、
① 第6回官民連携協議会を令和5年5月12日(金)に開催しました。 
② また、前回報告(令和5年4月8日)以降、新しい豊かな暮らしを創る各主体の取組や製品・サービス等を11件、追加で御登録いただきました。

1.「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の概要

 2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、家庭や暮らしの分野でも大幅な温室効果ガスの削減が求められます。
 そこで、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル転換を強力に促すため、衣食住職・移動買い物など生活全般にわたる国民の将来の暮らしの全体像「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」を明らかにするとともに、自治体・企業・団体等と一緒になって、豊かな暮らし創りを強力に後押しすることで、新たな消費・行動の喚起と国内外での需要創出・マーケットインにもつなげていきます。

2.第6回官民連携協議会の開催結果

 「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の始動と同時に、官民連携で国民・消費者の行動変容、ライフスタイルの変革を強力に後押しするため、国・自治体・企業・団体・消費者等による「新国民運動官民連携協議会」を立ち上げました。
 令和5年5月17の日時点で641の企業・自治体・団体等に御参画いただいています(別添1参照)。
 今般、第6回官民連携協議会を令和5年5月12日(金)に開催しました。
 第6回官民連携協議会では、G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合等の概要や成果を報告するとともに、令和6年度予算要求に向けた提案要望等の募集を行ったほか、新規提案プロジェクトや御意見の内容、既存プロジェクトの進捗等の共有や協議会に御出席いただいた皆様と国民運動や協議会全般に関して質疑応答、意見交換等を行いました(別添2参照)。

■ 第6回官民連携協議会概要
 日 時:令和5年5月12日(金) 10:00~
 場 所:オンライン開催
 出席者:官民連携協議会参画企業・自治体・団体等(230者出席) 

 ※官民連携協議会への参画は、ポータルサイトで常時受け付けていますので、奮って御参画くださいますようお願いします。

3.脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る取組・製品・サービス等の登録状況 (令和5年4月8日~同年5月17日)

 ポータルサイト(https://ondankataisaku.env.go.jp/cn_lifestyle/)において、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る各主体の取組や製品・サービス等を広く募集しています。
 「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の発足以降、計206件の取組や製品・サービス等を御登録いただきました(令和5年5月17日時点)。
 前回の報告以降(令和5年4月8日~同年5月17日)に登録された取組や製品・サービス等は、以下のとおりです。
 
 ※各詳細は、上記のポータルサイトから御覧ください!
 

No.
(登録番号)
タイトル 団体等名
196 高機能鋼材 製品使用段階CO2排出量削減 一般社団法人日本鉄鋼連盟
197 鉄はくるくるリサイクル 一般社団法人日本鉄鋼連盟
198 BLUE Plasticsプロジェクト 旭化成株式会社
199 空気集熱式ソーラーシステム《そよ風》 環境創機株式会社
200 テレワークを最大限活用 Steamer lane studio
201 気象キャスターによる環境講座・出前授業 NPO法人気象キャスターネットワーク
202 国産材活用家具の販売 株式会社サンビジコム
203 場所にとらわれないサービスと働き方 リバランス株式会社
204 環境配慮型スマートフォン 株式会社NTTドコモ
205 環境アセスを通じた再エネ導入支援 いであ株式会社
206 自然資源を活用した吸収源対策の推進 いであ株式会社

連絡先

環境省地球環境局地球温暖化対策課脱炭素ライフスタイル推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8341
室長
井上 雄祐
室長補佐
井上 昇
担当
金井 大樹
担当
岩本 良
担当
野口 雄太