2006年6月15日 事務所関連情報

濱田 邦夫 弁護士(前・最高裁判所判事)が客員弁護士として事務所に参加しました

濱田 邦夫 弁護士が、最高裁判所判事としての任期を終え、6月1日より客員弁護士として当事務所に参加いたしました。

濱田弁護士からのご挨拶

濱田邦夫です。5年余の最高裁判所判事としての任期を終え、再び弁護士として第二東京弁護士会に登録しました。最高裁判所では、任官以前に約40年にわたり従事していた国際取引、外国投資、国際金融、国際証券市場取引等を中心とする企業法務とは全く異なる法律事件の上告事件を処理するという、得がたい機会に恵まれました。そして、人間の行動や心の問題、刑罰ないし刑事司法の機能、ひいては日本社会における司法の役割、また最高裁判所のあるべき姿等を考えさせられました。この経験を生かし、また弁護士としての初心に立ち返りながら、森・濱田松本法律事務所の客員弁護士として、法曹界のみならず社会一般になんらかの貢献ができるよう今後努力する所存です。とはいえ、自らが「老いつつある」存在ですので、それを見つめながら、人生の新たな局面を拓きたいと念じております。今後も、よろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。

2006年6月 濱田邦夫