2008年11月1日 公益活動

眞鍋 佳奈 弁護士が米国留学およびカンボジア司法省出向より復帰しました

眞鍋 佳奈 弁護士が米国留学およびカンボジア司法省出向から帰国し、11月1日より当事務所での執務を開始いたしました。眞鍋弁護士は、2005年に渡米し、ミシガン大学ロースクールを卒業後、ロサンゼルスのKirkland & Ellis法律事務所で研鑽を積みました。その後国際協力機構(JICA)のカンボジア法制度整備支援プロジェクトに加わり、法律アドバイザーとしてカンボジア司法省に出向しました。

眞鍋弁護士からのご挨拶

このたび、米国での留学(ミシガン大学ロースクール)・研修(Kirkland & Ellis LLP)及びカンボジア司法省における法制度整備支援プロジェクトリーガルアドバイザーとしての任期を終え、当事務所での執務を再開致しました。

米国留学中は、クラスアクションやディスカバリーといった日本とは大きく異なる米国の民事訴訟の理論について理解を深めました。有数の訴訟事務所である研修先のKirkland & Eliis LLPにおいても、クロスボーダー案件を含む多くの紛争案件にたずさわる機会に恵まれ、米国の訴訟実務を経験することができました。また、カンボジアにおいては、日本法をベースとして起草された民法及び民事訴訟法関連の法令の起草支援及び施行支援にたずさわり、民事法の基本概念を様々な角度から検証し、社会に即した法令としてゆくという得がたい経験を致しました。このように、米国及びカンボジアという異なった社会においてそれぞれの民事実務にたずさわることが出来たことは、今後の弁護士活動の糧となるものと考えております。

今後は、このような経験を活かし、訴訟等の紛争解決の分野において、依頼者の皆様のお力になれるよう尽力して参る所存です。何卒ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2008年11月  眞鍋 佳奈