2017年7月1日付で、岩原 紳作 東京大学名誉教授が、当事務所の顧問に就任いたしました。
岩原顧問は、東京大学大学院法学政治学研究科や早稲田大学大学院法務研究科において、会社法や金融法等の研究・教育に従事され、数多くの成果を残されたほか、法制審議会や金融審議会において重要な役職を歴任されるなど、これらの法分野において中心的な役割を果たしてこられました。
岩原顧問の就任により、当事務所は、会社法や金融法分野において、さらに充実したリーガルサービスをご提供できるよう、努めてまいる所存です。

森・濱田松本法律事務所

岩原 紳作 顧問からのご挨拶

謹啓

盛夏の候、皆様におかれましては、ますます御清栄のおんこととお喜び申し上げます。

さて、私は、本年7月1日より、森・濱田松本法律事務所の顧問を務めさせて頂くことになりました。私は、東京大学で38年間、そして4年前からは早稲田大学において商法、特に会社法、金融法、金融商品取引法、保険法、有価証券法等の教育・研究に携わってまいりましたが、これからは実務の世界において、クライアントの皆様のお役に立てるよう、当事務所のお手伝いをさせて頂きたいと願っております。私は、今まで長年にわたって、会社法、銀行法、金融商品取引法、保険法、保険業法、資金決済に関する法律、電子記録債権法、不動産特定共同事業法等の多くの法律の立法や法改正、そして金融検査マニュアルの策定等、金融庁など監督当局による監督・検査体制の構築にも、関与してまいりましたので、それらの経験を生かして、クライアントの皆様のためにどのようにすれば満足頂けるか、当事務所の弁護士とともに知恵を絞っていきたいと存じております。実務の世界では新参者ですが、宜しくお引き立て下さいますよう、お願い申し上げます。

謹白

2017年7月吉日

顧問　岩原 紳作