2022年8月10日 お知らせ

MHM Pride 2022の実施に関するご報告

2022年6月1日にお知らせしたMHM Pride 2022につき、様々な取り組みを実施しましたので、ご報告いたします。

MHM Pride 2022では、当事務所が外部に向けても、目に見える形での、すなわち「Visible」な発信を始動させた記念すべき年となりました。

6月のPride Month期間中、ホームページのロゴがレインボーカラーに彩られ、東京オフィスにおいては、受付にてレインボーカラーを取り入れたフラワーアレンジメントが来訪者の皆様をお迎えするとともに、ステッカー・マスクケース・コースターを手に取っていただき、当事務所の取り組みを知っていただく機会を設けることができました。

  

また、内部においては、前述のグッズ配布をはじめ、内外より招いた講師にオンラインセミナーで登壇していただいた他、図書コーナーの設置、ワークショップ、クイズ・ポスター・動画づくりを通じてアウェアネスを高める様々な取り組みが行われました。

私たちは今後もMHM Diversity & Inclusion Policyに掲げた世界を実現すべく活動を続け、MHM Pride 2023に繋げてまいりたく思います。


以下、松村 祐土 弁護士のコメントです。

「森・濱田松本法律事務所は、性的指向・性自認(SOGI)の多様性が受け入れられる社会の実現に向けて、在日米国商工会議所(ACCJ)の婚姻の平等に関する意見書への賛同など、事務所内外で積極的な取り組みを続けてきました。

MHM Prideは、性的指向や性自認の多様性についての理解を深めることを目的として毎年6月を中心に実施していますが、このような事務所全体でのイベントを実施すること自体が、日本を主たる拠点とする法律事務所として先駆的な取り組みだと認識しています。MHM Pride 2022は、より多様なメンバーで企画・運営を行い、海外オフィスを巻き込むなど、一層のインクルージョンを実現するものとなりました。

同性婚を認めていない現行法を巡っては、近時、札幌地方裁判所や大阪地方裁判所において司法判断がなされ、その他の地域でも訴訟が係属しています。当事務所は、いかなる司法判断のもとにおいても、これまでと変わらず、LGBTQ+の皆様とともにあり続け、同性婚の法制化を通じた婚姻の平等とこれを通じたインクルーシブな社会の早期実現を目指して、様々な活動を続けていきます。」