2024年5月1日 事務所関連情報

時井 真 弁護士が入所しました

時井 真 弁護士からのご挨拶

拝啓

皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度、森・濱田松本法律事務所にて執務させていただくことになりました、時井真と申します。

SEとして社会経験を積んだ後司法試験に合格しました。知的財産法の研究と実務は車の両輪と考え、今までのキャリアを振り返ると研究者としての経歴と実務家としての経歴が半々を占めます。実務家としては、特許権侵害訴訟に重点を置いており、2013年には、主張額203億円(請求額1億5千万円)の損害賠償が争われた特許事件に関する訴訟の被告側代理人として請求棄却に結び付けました。また、研究者としては特許要件における進歩性を生涯の研究テーマにし、2023年には、10年の歳月をかけ、2,400件の裁判例を分析した単著『特許法における進歩性要件 – 基礎理論と日本,中国,ドイツ,EPO及び米国の裁判例分析』信山社(2023年)を刊行しております。

今後は、これまでの経験を活かし、より専門性を深め、ご依頼をいただくクライアントの皆様のお役に立てるよう努力邁進して参る所存でございますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

敬具

令和6年5月吉日
弁護士 時井 真