銀行法及び独占禁止法改正による5%ルールの例外措置拡充について

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今回のテーマは、「銀行法及び独占禁止法改正による5%ルールの例外措置拡充について」です。
金融庁は、2019年8月7日、5%ルールの例外措置の拡充及び新設を含む銀行法施行規則等の改正案を公表し、意見公募を経て、2019年10月15日付で当該改正に係る内閣府令が施行されました。
本改正により、金融機関の地方中小企業等に対するより一層踏み込んだ企業支援が可能となるとともに、事業再生の局面でのDESの活用事例が増えることが期待されています。
IT技術の発展による産業構造の転換等に伴い、一昨年後半から徐々に事業再生の案件も増加傾向にある中、本改正以降、議決権ベースで5%超の出資も検討する投資会社の新設を地方銀行が発表するなど新しい動きが出始めている状況を受け、本ニュースレターでは、従来の5%ルール、今回の改正に至った背景、本改正の内容及び意見公募に係る金融庁の考え方について解説を行っています。