森・濱田松本法律事務所（所在地： 東京都千代田区）（以下、「当事務所」といいます。）は、シンガポールオフィスの開設を決定いたしましたのでお知らせいたします。

当事務所は、1998年には北京オフィス、2005年には上海オフィスを開設し、いち早く中国業務に積極的に取り組むとともに、他のアジア新興国についても、豊富なクロスボーダー案件の経験を活かして、アジア関連業務を提供してまいりました。

特に近時、日本の経済環境が厳しさを増すとともに、日本企業のアジア進出は増加の一途を辿っており、アジア現地における日本人弁護士によるサポートの必要性が高まってきております。当事務所は、時代の変化や多様化するリーガルニーズに応えつつ最良のクライアント・サービスを提供することを常に使命としており、アジアにおける最適な体制を構築すべく、今般、東南アジア・南アジアの中心に位置するシンガポールに新たな拠点を設けることを決定いたしました。

シンガポールオフィスには、ファイナンス・コーポレート／M&Aそれぞれの分野で豊富な経験を有するパートナー弁護士2名（武川 丈士 弁護士及び小松 岳志 弁護士）が駐在し、適宜両名をサポートする体制を敷きます。また、同時に、東南アジア・南アジアの主要国に複数の弁護士を派遣し、現地の有力法律事務所と密接に連携をとる体制を確立いたしました。これにより東南アジア・南アジア地域における多様なリーガルニーズにお応えしてまいります。

シンガポールオフィスの開設については、現在シンガポール政府当局に対する申請手続を行っており、2012年初頭のスタートを目指しております。開設日等の詳細が確定しましたら、再度お知らせ申し上げます。